ebookjapanで期間限定(2019年07月04日~2019年07月18日まで)で1巻が無料で読めるようになっていたので、鬼滅の刃を読んでみたところ、昔の日本っぽい雰囲気が良かったので紹介&感想を綴ってみたいと思います。
絵柄的にはあまり惹かれなかったので、試しに読んでみようくらいの感じだったのですが、これが面白い!努力描写の雰囲気はなんとなく「ナルト」を思い出しました。
「鬼滅の刃」の紹介
作者は「吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる」先生。
2016年02月から週刊少年ジャンプにて連載中。
コミックは全23巻
また、アニメ化もされており2019年04月から全26話で放送。
あらすじ
山奥に母と兄妹5人で暮らす一人の少年がいた。彼は名前を炭治郎と言い、炭治郎は家計のために炭を売って家庭を支えていた。暮らしは決して裕福ではなかったが、炭治郎は貧しいながらもこの生活に幸せを感じていた。
ある日、いつもと同じように炭を売りに街の出た炭治郎は、日が暮れて遅くなったこともあり、また鬼がでると忠告を受けたため、町で一晩を明かした。次の日、家に帰ってみると、家族全員が何者かにやられてしまっていた。訳も分からず、狼狽する炭治郎だったが、妹禰豆子(ねずこ)の息がかすかにあることに気づき、彼女を背負い町に向かおうとする。しかし途中で、突如その禰豆子(ねずこ)に襲われてしまう。
彼女は、鬼になっていたのだ。そこに、鬼退治を専門とする冨岡 義勇(とみおか ぎゆう)が現れ、妹が鬼になったことを知らされる。最初は禰豆子(ねずこ)を処理しようとした義勇だが、禰豆子(ねずこ)が炭治郎を庇う姿を見て考えを改める。その後、義勇に見込まれ、炭治郎は鱗滝 左近次(うろこだき さこんじ)を紹介される。左近次は「鬼殺」を育てる役割を持っており、炭治郎は彼のもとで、鬼を退治する術と妹を助けるために修行することになる。
果たして彼は、鬼を退治する術を身に着け、また鬼と化した妹を救うことができるのか!
登場人物の紹介
竈門 炭治郎(かまど たんじろう)
本作の主人公。ある日、家族を全員失ってしまった悲劇の少年。辛うじて生き残った妹を助けるために、左近次のもとで修業することになります。自分を不幸に陥れた鬼を前にしても、非常になり切れない心優しい少年です。鼻が利き、臭いで鬼を識別できたりします。
竈門 禰豆子(かまど ねずこ)
本作のヒロイン。炭治郎の妹。ある日、鬼に襲われたことが原因で、命は助かったものの鬼になってしまいます。しかし、兄である炭治郎を庇ったりするなど、どこか普通の鬼とは違うようです。鬼になってからは、日の光を極端に嫌うようになります。
冨岡 義勇(とみおか ぎゆう)
炭治郎が鬼となった禰豆子(ねずこ)に襲われたときに助けてくれた人物です。最初は妹をただの鬼として処理しようとしましたが、禰豆子(ねずこ)が炭治郎をかばう姿を見て、普通の鬼とは違うと判断し、また炭治郎の機転を評価し、左近次に炭治郎と禰豆子(ねずこ)を預ける判断をします。
鱗滝 左近次(うろこだき さこんじ)
炭治郎の師匠とも言える人物。鬼に襲われ、無力だった炭治郎に鬼と戦う術を教え込みます。鬼と戦う者を育てる「育手」を担うもの。炭治郎が、鬼と戦う「鬼殺隊」の最終選別を受けるにふさわしいかどうかを見極めようとしています。彼自身は炭治郎を最終選別に向かわせる気はないようですが・・
錆兎(さびと)
左近次が育てた孤児。炭治郎が最終選別に行くための最後の試練の前に現れた人物。炭治郎と何度も一騎打ちを行い、戦いの術をその体に叩き込みます。彼は言葉ではなく、体を使って炭治郎に心構えや、技を教え込みます。
真菰(まこも)
錆兎(さびと)と同じく左近次が育てた孤児。錆兎(さびと)とは違い、言葉で炭治郎の悪いところを指摘してくれる女の子。どこか掴みどころがなく、ふわふわしています。
「鬼滅の刃」の感想 ここが見どころ!!
物語の世界観が日本らしくて良い!
物語は昔の日本・具体的には大正時代に当たります。出てくる概念も、「鬼」「刀」などといった日本ならではのものです。主人公も炭を売って生計を立てていたり、昔懐かしの日本をイメージするような設定になっており、楽しいです!
妹の謎!
私はまだ1巻までしか、読めていないのですが、妹の行動が気になります。どうやら鬼というには「飢餓状態」になっていると、見境なく食べてしまうようです。しかし妹の禰豆子(ねずこ)は「飢餓状態」であったにもかかわらず、炭治郎を食べるどころが、逆に庇っています。この一連の行動が、義勇に他の鬼とは違う、と言わしめたゆえんですが、彼女はどういう状態なのでしょうか。
一度鬼になってしまうと、元に戻れないそうですが、果たして彼女はどうなるのか。
それにしても、鬼になるのは簡単なようで、傷口から鬼の血が入ってしまうだけで鬼になってしまいます。これってかなり危険ですよね?鬼と戦うってことは当然ケガをするでしょうし、鬼と戦えば返り血だって浴びるでしょうし、どう考えても人間が不利です。恐ろしや!
主人公がうじうじしない!
1巻を読んで、思ったのは主人公の心が強いです。もちろん一人だけ生き残っていたら、こんな強い心を持てなかったかもしれません。しかし、彼には守るべき最愛の妹がいます。これが彼の原動力になっていることは確実だと思いますが、どんなにつらい修行にも決して挫けません。
彼は修行する前は、全然戦う能力を持っていないので、普通に弱いです。体力もありません。しかし、そこから鋼の意思でつらい修行をこなしていきます。応援したくなる、とても好感の持てる主人公だと思います!
最後に
「鬼滅の刃」について、あらすじや登場人物、読んでみての感想などを綴ってみました。1巻を読んでみて思ったのは、ジャンプらしいな、ということでした。これから、どんどんと新しい展開を迎えていくのでしょうが、1巻だけでも、主人公の修行風景、努力がこれでもかというほど描かれています。
努力して、どんどん強くなっていく様は、ジャンプ漫画らしいと言えるでしょう。修行風景を描く漫画はドラゴンボールを始め数多くありますが、この修行風景は、世界観的には「ナルト」に近いのかなって思います。私は今回初めてこの「鬼滅の刃」を読んだのですが、これを機にアニメも見てみようと思った次第です!
昨今はアニメの世界的進出により、海外でも日本文化が多く認知されています。現代の日本文化はもちろん、過去の日本文化も海外で大きな人気があるため、「鬼滅の刃」を紹介するのも面白そうですね!
漫画・アニメを通じて、日本文化が世界に伝わり、気に入ってくれるのは、とても嬉しいです!今後も、日本らしさを沢山出していってもらいたいですね!
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